工程管理システム開発事例

作業現場への大型ディスプレイ設置で生産状況をリアルタイムに把握

業種:プレス・組立製造業業

弊社が開発したプレス・組立製造業業者様の販売管理システムに 大型モニターとハンディターミナルを追加することによって、 現場での生産状況をリアルタイムに把握できるようにしました。

旧システムの問題点

受注から請求までの経理処理は問題なく稼働していたが、現場の状況把握が困難で、 確認を取る作業時間が拡大し、本来の作業以外で時間を浪費していた。

要望項目

  • 納期遅れや誤出荷を撲滅したい。
  • 現場・事務所にて受注や検査・出荷状況をリアルタイムに把握したい。
  • お客様からの納期問合せに対する回答や、社内での進捗状況確認のために現場へ行く手間を無くしたい。

システムの特徴

  1. 作業手順を標準化
    • 受注→指示書(バーコード貼付)→製造→検査→保管場所→出荷
      製造・検査・完成品保管・出荷の各フェーズでバーコードを読込み、これによって進捗を把握します。
  2. バーコードの活用
    • 現場では指示書に貼ったバーコードを活用し、ハンディーターミナルを使用する事で検査・保管・出荷作業の簡素化及びポカミスを無くします。
  3. 現場に42インチのディスプレイを設置
    • 通常時には日々の注文状況や検査・出荷状況がリアルタイムに誰もが確認できます。
    • 緊急作業品は目立つ表示にし、作業順位を見直して頂きます。
  4. 事務所側でもパソコンの画面にて現場の製造状況を可視化
    • お客様からの納期・進捗状況への問合せに対してスムーズに回答ができます。

導入効果

  • ハンディーターミナルの導入で誤出荷が無くなった。
  • 注文状況や検査・出荷状況がリアルタイムに確認でき、納期遅れが無くなった。
  • 緊急の割り込み作業にすぐに取りかかれるようになった。
  • 作業項目が目に見えて減っていくので、現場作業者のモチベーションが上がった。
ハンディターミナルによる工程進捗管理の流れ

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